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研究室より

091216

十津川への旅

先日秋深いころ、奈良県の奥深く十津川村に行ってきました。和歌山の太平洋側へ川を下って出向くことができるプロペラ船が、生活のうえで大切なルートである、と小学生のころ社会科の授業で習いました。45年ほど前のことです。そのとき以来「一体どんなところか?」と、興味をそそられていた場所です。

まったくはじめての十津川村は、本当に遠かったのですがその分魅力に満ち溢れていました。「気高さ」とでも表現出来るような魅力です。

都会から離れたこの村にはいまも独特の風俗・文化があり、その継承が「気高さ」となって現れていたような気がします。

道中、トンネル工事や橋梁工事が急ピッチで進んでいるのを何箇所も見ました。近くて便利になる分、ひとつまたひとつと消え去っていく「魅力」もあるのではないか、と、大きなお世話の心配がよぎりました。

掲載紙の新聞コピーも見てみてください。

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写真:李有師
李有師 准教授
り・ゆうじ/1982年、27歳の時に滋賀県の比良山麓でペンションを開業する。その経営のなかで「地域観光の視点」の重要性に着眼し、86年より「暮らしと観光の並立」というコンセプトを掲げつつ、まちづくりプランナーとして活動。また94年からは同時に大阪都心で「街角のペンション」を開業、「暮らしのなかにある観光」の実証実験を続けている。

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